「一般社団法人ことばアートの会」について
「一般社団法人ことばアートの会」の活動は下記のとおりです。
1.「朗読」というツールを通して、脳損傷(主に失語症、高次脳機能障害)をお持ちの方の言語回復を目指し、再び楽しく前向きな生活を取り戻すことを目標に2021年より活動しています。
2.舞台の戯曲翻訳家として文学座、東宝、梅田芸術劇場などの著名な劇団や劇場と長年にわたって携わってきた代表理事の石原由理は、プロの俳優や歌手を招いて、朗読やライブ(ジャズ、シャンソンなど)を主催し、素晴らしいエンターテインメントの世界を提供しております。
3.講演、メディア取材などのご要望にお応えしてしております。お問い合わせはコチラまでください。
失語症と私
脳卒中や頭のけがなどで脳の言語中枢が傷つき、言葉の「話す・聞く・読む・書く」にハンディを持つ障害です。
私は2013年、脳梗塞で倒れて右半身麻痺と失語症を発症しました。名前も住所も言えなくなった私は、「朗読をしたら、言葉が改善するのではないか?」と考え、練習を始めました。
「朗読」をリハビリに…という発想になったのは、私が舞台の翻訳家だったからです。 予感は的中し、言葉はどんどん回復して、生活の質も向上しました。
翻訳家であり、当事者であり、朗読の効果を実感している私は、
失語症当事者の皆さまに、体験にもとづくお手伝いができる—
それが私の最大の強みです。
代表理事 石原由理
高次脳機能障害・失語症の
言葉と人をつなぐ朗読
2024年12月8日(日)13:00~16:10(12:30開場・受付)
タワーホール船堀2階「福寿」(東京都江戸川区船堀4-1-1)
アクセス
講師:石原 由理
定員 162人(会場のみ)
お申込み先 高次脳機能障害・失語症の言葉と人をつなぐ朗読 – 東京ソテリア
https://soteria.jp/a/6340
お問い合わせ先 地域活動支援センターはるえ野 まで
2024年10月19日(土)
第2回朗読劇「言葉に架かる虹」満員御礼
会場は満員御礼!期待を超える大成功を収めました!
出演者である失語症朗読教室の生徒たちとプロの俳優たちが一体となり、言葉を超えた感動的なパフォーマンスを披露しました。出演者たちの熱演と感情のこもった台詞の一言一言に、観客全員が引き込まれていきました。
特に、障害を負った者たちが抱える複雑な思いが浮き彫りになり、その言葉の力が会場全体を包み込みました。出演者一人ひとりが、自分の障害や困難を抱えながらも朗読劇に挑み、その強い意志と情熱がステージから溢れ出していたことは、観客の皆さまにも強く伝わったようです。
「見応えがあり、皆さまの周到な準備や、この作品に懸ける意気込みが感じられました」といったお声もいただき、心から感謝しています。観客からは大きな拍手と、熱心な自主練習の成果と思われる上手なせりふ回しに「胸を打つ演技」「心の底から感動した」といった称賛の声が相次ぎました。
この朗読劇を支えてくださった皆さまの声を胸に、今後も失語症の啓発活動をエンターテインメントを通じて広め、来年もさらに素晴らしい朗読劇を開催できるよう、全力で取り組んでいきます。
クラウドファンディング目標達成
【あの有名俳優も出演!】
「失語症」×「朗読劇」×「エンタメ」
言葉を失った者が挑む
皆様のご支援、ご協力によりプロジェクトが成功しましたこと、感謝申し上げます。
実施期間:2024年8月24日(土曜日)〜10月31日(木曜日)
支援総額 1,591,700円(目標金額:150万円)
支援者数 142人
ボランティアスタッフの皆さまへ心より感謝申し上げます!
この度の朗読劇イベントを無事に開催できましたこと、そして多くの方々に楽しんでいただけたのは、ボランティアスタッフの皆さまのご協力とご尽力のおかげです。
事前準備として、チラシやSNS、コミュニティを通じた告知活動を行い、当日は会場の設営から来場者の誘導、受付、さらには物販のサポートまで、様々な場面でチームの一員として力を尽くしていただきました。皆さまの温かい笑顔とおもてなしの心が、多くの方々に届き、イベントの成功に大きく貢献してくださったことに心より感謝しております。
随時生徒募集しております‼
失語症者のための楽しい朗読教室 生徒募集中!
朗読教室に入会ご希望の方に、お試しの無料体験レッスンも受付します。
お問い合わせは、info@kotoba-art.com(一般社団法人ことばアートの会)までメールにてお問い合わせください。
■ 申込URLはコチラ➡https://forms.gle/ZEg92sLMf6EB5aKN6
小嶋知幸先生のコメント
武蔵野大学の特任教授であり、言語聴覚士でもいらっしゃる小嶋先生に「失語症者の楽しい朗読教室」の朗読プログラムに対して具体的な練習内容の説明を聞いていただいたうえで、生徒たちが実際に練習している動画などもご覧いただき、このようなコメントをいただきました。
言語聴覚士は、失語症のある方々一人ひとりの障害特性に合わせて、ピンポイントで狙いを定めた訓練を提供する場合が多いと言えます。そのアプローチ方法は、風邪薬の処方に例えると、解熱・せき止め・消炎鎮痛・抗菌といったイメージかもしれません。
一方、朗読プログラムのレッスンは、言語はもちろん、記憶・情動・生きる喜びといった、人間の心の営み全体に対して、ダイナミックに働きかける効果を持っています。それは総合感冒薬的と言えるかもしれません。総合感冒薬だけでは治らない風邪があるように、朗読が奏功しにくいケースもあるかもしれません*が、動画が示しているように、朗読プログラムは、これまで多くの失語症のある方々に対して驚くべき効果を発揮しています。
言語聴覚士による専門的な訓練と、朗読プログラムのような活動が相乗効果となって、失語症のある方々が再び生きる喜びを取り戻して下さることを願ってやみません。
2023年7月1日 朗読劇「言葉つなぐ明日へ」
初公演 は満員御礼!大成功でした。
満員御礼!
2023年7月1日のことばアートの会の初公演公演、大成功でした!
(2023年版)朗読劇「言葉つなぐ明日へ」のDVD発売中‼
長谷川幹リハビリ医師×文筆家・鈴木大介氏のトークショーも収録されています
多くのメディアに注目された朗読劇「言葉つなぐ明日へ」(2023年7月1日開催)のDVDを2,500円(税込み・送料込み)で発売しています。
会場にお越しいただけなかった方、もう一度ご覧になりたい方、イベント終了後に初めて知った方-
この機会にぜひ観てください。
お問い合わせは、info@kotoba-art.com(一般社団法人ことばアートの会)までメールにてお問い合わせください。
クレジットカード決済とともに、従来の銀行口座振込みにも対応しています。
- 今年(2024年)の公演収録DVD(2024年10月19日 収録)は、現在作成中です。
新着情報
第12回ウーマンズビジネスコンテスト in 品川
準グランプリ
第9回女性起業チャレンジ大賞
特別優秀賞